同機構の担当者はこうアドバイスする。
「仕事の状況に応じて掛け金を変更していただけますし、年齢制限もありません。少額から始めて長く加入いただくのがお勧めです」
一定の会員要件を満たせば、商工会議所会員向けの各種保険制度も活用可能だ。
病気やけがで働けなくなった場合、休業前の所得と公的補償の差額をカバーする「休業補償プラン」は、入院中だけでなく、自宅療養期間中の就業不能も補償対象になる。前年の確定申告の額などを参考に、保険会社が補償額などを審査する。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会も、一般会員であれば、個人で加入する場合の47.5%オフの保険料で補償が受けられる所得補償制度をアピールしている。
このほか、前出のランサーズは「パーソルホールディングス」「新生銀行」と資本業務提携し、フリーランスの金融ニーズに応えるサービスも展開中だ。
新旧の制度をチェックし、自分の働き方に合う支援策を選び取るのも、フリーランスに不可欠なスキルといえそうだ。(編集部・渡辺豪)
※AERA 7月2日号