英国王室のキャサリン妃がいらだっているという。第3子妊娠中で貫禄さえ感じられるのに、なぜ? 原因はハリー王子の婚約者、メーガンさんにあるらしい。
昨年11月27日、英国王室のハリー王子(33)とメーガン・マークルさん(36)の婚約が発表された。二人はアツアツの様子で、写真撮影とインタビューに応じた。その直後にウィリアム王子(35)とキャサリン妃(36)が公務で隣同士に座った時、王子のジョークに思わず妃は夫の膝に手を乗せた。これまで公務の際にボディータッチする場面はまずなかったため、早速「キャサリン妃はメーガンのマネをするようになった」と書き立てられた。
婚約からわずか4日後の12月1日には、ハリー王子ら二人はノッティンガムで初公務に臨んだ。メーガンさんは、道端で迎えた人たちに挨拶しながら握手をするなど手慣れた様子で、人々もメーガンさんの名前を叫び花束を手渡すなど、熱狂的な歓迎ぶりだった。1月9日、ブリクストンを訪れた時も同様だ。
メーガンさんのスムーズな王室入りに驚いていたキャサリン妃がさらにショックを受けたのは、彼女が12月の英王室のクリスマスに招待されたことだろう。これはエリザベス女王(91)が毎年、別邸サンドリンガムで主催する伝統行事で、親しい王族のみが晩餐を囲みゲームに興じプレゼント交換をする。内輪の集まりなので招待客は限られ、正式な配偶者でないと声がかからない。ここに英王室として初めて、婚約中の身のメーガンさんに招待状が届いたのだ。キャサリン妃の場合は、2010年11月に婚約したのに、その年には招かれなかった。なぜそれほどメーガンさんは厚遇されるのか。メディアは、「エリザベス女王はキャサリン妃よりメーガンさんのほうを好ましく感じている」とさえ言う。それは、メーガンさんが「働き者」だから。家庭の事情もあって、彼女は幼い時から店頭でアイスクリームを販売するなど、仕事をすることに抵抗がない。