そうした人たちは、みんな一様に若々しく、はつらつとして見えました。そもそも元気だから異性とつき合えるのでは、という見方もあるかもしれませんが、異性とつき合うことで、前頭葉と男性ホルモンが活性化している、という見方もできると思います。

 もっといえば、風俗やピンク映画(最近は常設館はかなり減りましたが)、ポルノグラフィといった性的なエンターテインメントも、決して悪い趣味ではありません。もちろん、人に迷惑をかけたり、法律に触れるようなことをしないことが大前提です。

 年をとった人が、性的なことに興味をもつと、なぜか「色ボケ」「気持ち悪い」などと敬遠されることがあります。しかし、性的なことに興味をもつのは健康な人なら当たり前のこと。

 たとえば若い人が風俗へ行ったり、ポルノを見たりすることは何も言われないのに、年をとった人が同じことをすると非難されるのは、「エイジズム」そのものです。これは立派な差別なのだと、自覚するべきです。

 日本人は、年をとったら枯れていくのが当然と思いがちです。しかし、みずから枯れる必要なんてありません。もし性欲があるのなら、自分はまだまだ若い、と胸を張っていいのです。

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