「ケンシロウが悪い奴を八つ裂きにするだけだから。スッキリします。これ朝には読めない」

 広告企画のプランニングをしていて、昼間は頭をフル回転。仕事で疲れた頭をその日のうちにすっきりさせないと、ストレスがたまる。寝る前の「ケンシロウ」は欠かせない。

 朝型が時間の効率化を主張する一方、夜型は効率ばかりではクリエイティビティーは発揮できないと真っ向対立の様相だ。大手IT企業のエンジニアの男性(26)は、キッパリ言う。

「後ろを気にしないでいい夜のほうがじっくりと仕事に集中できて、アイデアも豊かになる。時間が区切られると、作り出せるものには限りがあるような気がします」

 勤務時間は自分で決めていいので、遅めの午前11時に出社。その分、職場には夜10時頃まで残る。夕方6時頃、多くの同僚や上司が退社した後が仕事の「黄金タイム」だ。人がたくさんいる時間帯は質問が飛んできて、邪魔されて思考が中断してしまうという。(アエラ編集部)

AERA  2016年4月4日号より抜粋

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