「夜型」生活で仕事もプライベートも充実?(※イメージ)
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 早起きして、すっきりした頭で仕事や勉強にいそしむ「朝型」の生活。「効率がいい」と朝型がもてはやされる風潮の中、夜型には「夜更かし」「非効率」「だらだらとした感じ」というネガティブなイメージがつきまとう。それに「早起きは三文の得」と昔から決まっている。だが、“夜型劣勢”に異を唱えるのが、広告コンサル業を営む女性(37)だ。

「夜のほうが仕事がはかどる」と断言する。パソコンで仕事をするのは、夜の10時半から深夜2時。食洗機と洗濯乾燥機を回し、夫と小5、保育園児の2人の子どもが寝静まった後だ。

「朝だと、子どもが起きてきたり、身支度をしたりするなど時間の制限がある。夜は自分のペースでとことん仕事をやりきれるのがいい。夜のうちに全て終わらせ、すっきりして2時に寝るのがベストなんです」

 その分、少し遅めの朝8時に起きる。朝食の準備から深夜に乾燥機を回した洗濯物の片付け、保育園への送りまで、「子どもの髪を結ぶ以外の」朝の支度は全て夫に任せている。以前、会社員だった時は、朝8時前に起きるときもあったが、週の後半には疲れ切ってしまったので、無理は禁物と心得ている。

「周りのワーママさんたちは朝型が多い。でも子どもとトランプをしてさらに仕事もこなせて、夜はたっぷり時間があるのがいいんです」

 広告会社勤務の女性(34)は、午前4時頃まで起きている「エクストリーム(極端な)夜型」だ。仕事から帰宅するのは深夜0時頃。まずお風呂に2時間入って、ボーッとする。上がったあとは、スマホでソーシャルゲームをしたり、漫画や本を読んだり。好きな漫画は『北斗の拳』だ。

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