それでも、いまや昭恵さんの行動を縛る術はない。
「首相は、あまり構わないでほしいと言っている。あれこれ制限をかけると、余計に何を言い出すかわからんということだそうです。アッキー自身は首相と意見が違うことなど、どこ吹く風。いつも酔っ払って家に帰り、世話を焼いているのは首相。すごい夫婦です」(別の官邸関係者)
■各媒体に掲載された昭恵さんの発言
「“50歳からの人生に向けて、安倍晋三の妻としてより、ひとりの女性・安倍昭恵としてどう生きるかを考えたい”と思ったんです」
(「エクラ」2014年1月号)
「(安倍首相にとって)一番大きいのが憲法改正なんだと思う。それが国会議員になって最もやりたいことだったんだろうと思う」
(12月7日付ウォールストリート・ジャーナル電子版)
「主人と私は別人格。心の底から正しいと思ったことを、発言していく」
(「週刊現代」12月21日号)
「自分の国で事故がきちんと収束していないのに、(原発を)海外に売り込むことに対し、私はやはり『どうなんだろうな』と思っている」「主人に『小さいところは本当に大変なので、消費税は上げないでください』と毎晩言っていた」
(11月12日の北海道新聞東京懇話会)
「私は家庭内野党。周りの人は嫌なことは(首相が)権力を持つとだんだん言えなくなってくる。少しは嫌なことも言ってあげたほうがいい」
(6月6日のNPO法人「ふるさとテレビ」主催のセミナー)
※AERA 2013年12月23日号