父母たちは懐かしさがこみ上げ、受験生や新入生にとっては未知の領域。今どきの大学生活の様子を、各校の「ミス」が教えてくれた。
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■東京大学 理科III類1年
上田彩瑛(Sae Ueda)
医師になろうと思ったのは、高校1年のとき。
「インフルエンザの予防接種を打って、意識を失って倒れたんです。ものすごく怖い思いをしました。自分の中で何が起きたのか、自分では説明できないということは、不安です。それで、病気の人の不安を取り除いてあげられる仕事をしたいと思いました」
東大に入り、意識の高い人に出会えて良かったと言う。
「1年のときから起業を目指している人、留学生との交流を積極的に行っている人など、外に目を向けている人が多く、受け身気味の私はすごく刺激を受けています」
■東京理科大学 工学部3年
青木百花(Momoka Aoki)
待ち合わせの場所に一番乗りした青木さんは、TOEICの問題集を開いて勉強をしていた。
「建築学科の3年で、大学院に進みたいんです。TOEICで750点以上を取ると、院に入る試験で英語を受けなくていいので。それにしても、建築にそんなに英語力って必要なんでしょうか?」
耐震、免震のための構造計算を専攻。将来はゼネコンに入りたいという。理科大を選んだ理由は「1級建築士の資格取得率が高いからです。まじめな人が多いところがいいと思いました」。
塾講師、建築事務所での模型作り、美容院のモデルなどのアルバイトをこなしながら、勉強に励んでいる。
(取材・文/本誌・菊地武顕)
※週刊朝日 2020年3月20日号より抜粋