コメント欄には、
「元木の指導力は一般企業でも学ぶべきところが多い」
「監督が元木コーチを買ってる理由がこの動画一本で伝わってきますね」
などの称賛の声が。また、
「もちろん(2軍監督の阿部)慎之助が筆頭であることは間違いないけどアリじゃないか? 元木監督」
「多分無いだろうけど、元木は監督になれる器だと思う。ぜひ阿部政権でもヘッドコーチとして支えてほしい」
という意見もあった。
次期監督の最有力候補が阿部2軍監督であることは間違いない。まだプレーできる力がありながら昨年限りで現役引退したのは、原監督が1年でも早く帝王学を伝授したい思いがあったからだろう。今季就任した阿部2軍監督は厳しさを前面に出した指導で選手たちと向き合っている。
スポーツ紙デスクは、こう語る。
「阿部2軍監督が監督として長期政権を築くのが球団のビジョンでしょうが、元木ヘッドコーチは現役時代に『くせ者』の異名で野球脳が高かっただけに、監督としてどんなチームをつくるか見たい気持ちはありますね」
原監督、元木ヘッドコーチ、阿部2軍監督の体制で今季はリーグ連覇を目指す。数年後にこのトライアングルはどう変化しているか。(牧忠則)
※週刊朝日 2020年3月13日号