巨人・元木大介ヘッドコーチ(48)の存在感が増している。スポーツ紙の担当記者は、こう分析する。
【ファンが選んだ!平成で最もカッコいいバッティングフォームはこの選手】
「元木さんは選手と信頼関係を築くのがうまい。コミュニケーションを密に取るし、練習中は厳しいけど根っこに愛情があるから選手も心を開く。原辰徳監督の慧眼に驚かされるばかりですね。コーチに抜擢したときは『タレントにコーチをやらせるのか』と球団OBからの反発も多かったので」
元木ヘッドコーチは2018年オフに3度目の監督に就任した原監督から打診を受け、1軍内野守備兼打撃コーチに就いた。引退後はタレント活動を主体にしていただけに、13年ぶりの現場復帰には驚きの声が多かった。
ただ、指導者としての素養を名将たちは見抜いていた。18年1月に亡くなった星野仙一さんは生前、「あいつは野球をよう知っとるから」と元木ヘッドコーチをU12(12歳以下)日本代表監督に推薦していた。
昨年リーグ優勝し、ヘッドコーチに昇格。巨人のユーチューブ公式チャンネルでは、春季キャンプ中の元木ヘッドコーチに密着した動画が再生回数45万回を超えた。