そんな中、思わず手に取り、商品名から裏に記された成分などをくまなく見てしまったのが『無印良品』の「敏感肌用・高保湿タイプ」なる化粧水と乳液だ。
あらゆる肌質の人の整肌からスタートするメイクさんにとって、どんなに評判のスキンケア商品だったとしても「合わない……という方はいらっしゃる」そう。
「こちらがいいと思ってオススメしても、『ごめんね、私、あれ、ダメだったわ』と言われてしまうこともあるんです」とメイクさん。美肌やエイジングケアに有名な美容成分がピンポイントで合わないという人もいるのだそうだ。アレルギー体質を自覚している人はもちろん、間もなく訪れる季節の変わり目に、痒(かゆ)みや赤みが出てしまう人も多いのである。
「でも、この『無印良品』の化粧水と乳液でトラブルを起こした方は私が知る限り、いらっしゃいません。私は大容量のボトルを買って、『無印良品』のミニボトルに移し替えて、メイク室や楽屋、ロケに出るときなどに利用しています。価格も魅力的です」とメイクさん。何度も書いているが、ヘアメイク用品は「自腹」で購入するからだ。早速私も買わせてもらった。
※週刊朝日 2020年2月28日号