それは、対談後、お願いしてツーショット写真を撮らせていただくことになったときのことだ。由美さんと並んでいると、お付きの女性が駆け寄って来て、自分のバッグから急ぎ、取り出したモノにビックリ!! なんと、ハンディーLEDライトだったのである。
「照らしますね」と、すぐさま絶妙な角度からスイッチONしてくれた彼女。さらに、「これ、『ビックカメラ』など家電量販店で2千円くらいで売っているので、持っていると、夜間、クルマの中でメイクするときなどに本当に便利ですよ」と教えてくださった。
私としたことが、そのとき、メーカー名をお聞きし忘れて、先日、まさに『ビックカメラ』に探しに行ったところ、同じモノではないが、スリムなLEDパネルで周囲を均一に照らしてくれるモノに巡り合えた。「照明器具売場」ではなく「防災グッズ売場」。エリアライトでもあり、懐中電灯でもある2WAYだからだ。
いまや、年配の方でもスマホで人物写真を撮る時代。近くにいる人に頼んで、このLEDライトを顔にあててもらえば、肌のトラブルをすべて飛ばしてくれて、美しく撮れること間違いナシ。Matt化よりも現実的だ。
※週刊朝日 2020年1月31日号