たとえば歴代のメジャーに出てきた大先輩たちも、そうやって言われるわけですよ。日本で稼いだポイントでメジャーに出てきてる、って。アメリカで結果残してみろよ、って言われちゃう。そのぐらいクールなところもあるんでね。ギリギリの選手は、そういうところから入ってこられると、1人出られなくなるわけじゃないですか。シビアな世界ですから。

 話は変わりまして、先日、僕のラジオ番組のゲストに前から応援してるアメリカンフットボールの選手が来てくれました。社会人Xリーグの富士通フロンティアーズでキッカーをしてる西村豪哲(ひでてつ=33)です。この連載にも何度か登場してるテッちゃんです。

 アメフトの話もいろいろと聞けて、面白かったですよ。彼はすごく自分のキックに対しての哲学を磨こうとして頑張ってるんで、質問をもらったら返事して、というのが続いてます。

 テッちゃんのチームはここ3シーズン連続日本一ですからね。今シーズンもここからプレッシャーのかかる戦いが続くでしょうけど、いい準備をして、ナイスキックで富士通を勝たせてほしいですねっ!

週刊朝日  2019年10月25日号

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