金のダイニング鮪金(つなきん)/シャリに2種類の米を使い分け、相性のいい酢を合わせた寿司が自慢 (撮影/写真部・加藤夏子)
金のダイニング鮪金(つなきん)/シャリに2種類の米を使い分け、相性のいい酢を合わせた寿司が自慢 (撮影/写真部・加藤夏子)
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ランチの「海鮮丼」(1080円)は、甘みとうまみを備えたコシヒカリの金芽米を使用。新鮮なマグロをベースに貝やカニをのせ、刻み大葉やネギの薬味を添える。食べ終わったら、金芽米もしくは、ふっくらと食べやすい金芽ロウカット玄米のいずれかのご飯が無料でおかわりできる。ゴマ和えの鯛の刺し身をのせ、鯛のアラを使った濃厚なだしをかけて味わう鯛茶漬けは満足の味。税込み
<br />【金のダイニング鮪金(つなきん)】/東京都中央区銀座5-10-13 東洋ライスビル1F(営)11:30~14:00L.O. 17:00~22:00L.O.(休)不定 (撮影/写真部・加藤夏子)
ランチの「海鮮丼」(1080円)は、甘みとうまみを備えたコシヒカリの金芽米を使用。新鮮なマグロをベースに貝やカニをのせ、刻み大葉やネギの薬味を添える。食べ終わったら、金芽米もしくは、ふっくらと食べやすい金芽ロウカット玄米のいずれかのご飯が無料でおかわりできる。ゴマ和えの鯛の刺し身をのせ、鯛のアラを使った濃厚なだしをかけて味わう鯛茶漬けは満足の味。税込み

【金のダイニング鮪金(つなきん)】/東京都中央区銀座5-10-13 東洋ライスビル1F(営)11:30~14:00L.O. 17:00~22:00L.O.(休)不定 (撮影/写真部・加藤夏子)

【写真】加藤登紀子さんおすすめの「海鮮丼」がこちら

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は、歌手・加藤登紀子さんの「金のダイニング鮪金(つなきん)」の「海鮮丼」だ。

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 こちらは銀座のお寿司屋さん。握りも魅力ですが、昼間は海鮮丼がリーズナブルに楽しめます。丼には特製の醤油だれをかけ、わさびをのせていただきます。マグロや貝、キュウリが細かく切ってあるから、食べやすいのもいいですね。海苔で巻いてもおいしく味わえます。

 丼を食べ終わったら、ご飯をおかわりして、鯛茶漬けで二度楽しめるのも嬉しいところ。しかもご飯が2種類のお米から選べるんです。先日は金芽米をいただきました。お店の人いわく、うまみを残すようにして、独特の精米をほどこしたお米だとか。このご飯にゴマだれで和えた鯛の刺し身をのせ、鯛でとっただしをかければできあがり。柚子胡椒を添えるとピリッとして、香りも引き立ちます。

 私は小さい頃から無類のご飯好き。白米がまだ贅沢品だった頃、誕生日に母親に何が欲しい?って聞かれたら「真っ白ご飯」と答えたぐらいです(笑)。時代は変わりましたが、いまもそのありがたさを噛みしめつつ、ご飯を味わっています。

「金のダイニング鮪金」東京都中央区銀座5−10−13 東洋ライスビル 1F/営業時間:11:30~14:00L.O.、17:00~22:00L.O./定休日:不定

(取材・文/今中るみこ)

週刊朝日  2019年5月3日‐10日合併号