山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
この記事の写真をすべて見る
20年以上も愛される「サベックス」のリップクリームは、塗り心地の良い硬さで、乾燥や荒れを防ぐ保湿力がある。ほのかにバニラが香るオリジナルは、ジャータイプ 7グラム380円、スティックタイプ 4.2グラム380円。スティックタイプのフレーバーには、ペパーミント、ローズ、グレープフルーツ、グリーンティー、チェリー、ココナッツ、トロピカル、ストロベリーマンゴー 各380円(いずれも税抜き)もある。PLAZAや東急ハンズなどで購入可能。チューブタイプは年内に取り扱いを始める予定。正規輸入元:友藤商事
20年以上も愛される「サベックス」のリップクリームは、塗り心地の良い硬さで、乾燥や荒れを防ぐ保湿力がある。ほのかにバニラが香るオリジナルは、ジャータイプ 7グラム380円、スティックタイプ 4.2グラム380円。スティックタイプのフレーバーには、ペパーミント、ローズ、グレープフルーツ、グリーンティー、チェリー、ココナッツ、トロピカル、ストロベリーマンゴー 各380円(いずれも税抜き)もある。PLAZAや東急ハンズなどで購入可能。チューブタイプは年内に取り扱いを始める予定。正規輸入元:友藤商事

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、サベックスの「リップクリーム」。

【写真】プロも常備するというサベックスの「リップクリーム」がこちら

*  *  *

 テレビ局のメイク室で男性出演者が使うモノというのは、女性のそれに比べて10分の1、いや、それ以下かもしれない。

 まず、男性出演者の中には、ドーランを塗るのを躊躇(ちゅうちょ)する人が意外に多いし、メイク室の洗面台で顔を洗っても、その後、化粧水もつけないで整髪のためだけに鏡の前に座る人もいる。

 一方、外回りを担当するリポーターさんやアナウンサーの中には必ず局に立ち寄ってドーランを塗ってから現場に向かう人も。

 そんな両極端のタイプが共通で使うモノといったら、ドライヤー、髭剃りに鼻毛カッター、そして、リップクリームではないだろうか。

 メイク室は多くの出演者が出入りするので、スティックタイプのリップクリームはほとんど置いていない。どんなにガサツな人でも、誰かの唇を何往復もしたであろうそれを戸惑いなく使用することはないからだ。

 もし、そんな人がいようものなら、メイクさんが飛んできて、スティックを取り上げ、ティッシュペーパーでクリームの表面を拭ってから渡してくれるだろう。

 スティックタイプの代わりに置いてあるのは、ジャータイプのリップクリーム。なかでも、青いキャップの「サベックス」は男性出演者にも人気だ。

次のページ