舌がんを公表した堀ちえみ (c)朝日新聞社
舌がんを公表した堀ちえみ (c)朝日新聞社
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 タレントの堀ちえみが舌がんを公表して以来、歯科医院に問い合わせが相次いでいるという。都内の歯科医はこう話す。

【「舌が動かしづらい」「口内炎が治らない」など、舌がんのセルフチェック法はこちら】

「『何だかベロが痛い』『ベロに何かできていないか?』という電話や受診依頼がたくさんきています」

 堀のがん発覚までの経緯はこうだ。昨年の夏ごろ、舌の裏側に小さい口内炎のようなものができ、治りが遅いので病院を受診。塗り薬や貼り薬、ビタミン剤などを処方してもらったが、それでも治らないので歯科医院を受診し、レーザー治療などを受けた。しかし、痛みはひどくなる一方で、今年1月21日に大学病院を受診。がんの可能性がわかり、最終的に2月4日に「口腔がん(左舌扁平上皮がん)」と診断された。左首のリンパにも転移していることが判明。「ステージ4」の告知を受けた。

 前出の歯科医は話す。

「公表されている経緯から、最初の歯科医の診察がちょっとずさんだったのではという印象です。口内炎か舌がんかは、見た目でもわかるし、触ればわかること。最近は歯科医師会が中心になって、舌がんの早期発見を目指そうと各地で研修会を開いています」

 一方で、元東京大学医科学研究所特任教授で、血液腫瘍内科医の上昌広・医療ガバナンス研究所理事長はこう話す。

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今後治療はどうなるのか…