今年は4月27日から5月6日まで10連休。飛行機や鉄道の指定席、ホテルなどでは満席が目立っている。
大手の「日本旅行」によると、連休中の海外旅行の予約件数は昨年の大型連休の3.5倍だという。
「私たちも10連休は経験がなく、添乗員付きのツアーは前年の1.5倍用意していましたが、昨年末にはすでに完売しました。完売は珍しく、びっくりしています」(広報担当者)
これから予約するのは難しいが、諦めるにはまだ早い。キャンセル待ちを活用するのだ。日本旅行では通常、海外旅行の場合、出発日の前日から40日目に当たる日からキャンセル料が発生する。そのタイミングがねらい目になる。
「悩んでいる方が決断するタイミングになります。便やツアーによって発生日は異なるので、確認してみてください」(同)
まだ申し込めるツアーも残る。日本旅行のおすすめは「タヒチ・イースター島」ツアー。「タヒチはヨーロピアンリゾートで優雅に過ごせます。タヒチからイースター島までチャーター便で行くことで移動時間も短縮しました」(同)
本誌の一押しは改元に合わせて、「大正、昭和、平成」を巡る旅。歴史ある観光地をまわるのではなく、鉄道の「駅」がメインとなる。
鉄道ファンには以前から知られていたが、国内には大正駅(大阪市)、昭和駅(川崎市)、平成駅(熊本市)がある。ちなみに明治駅は存在しない。
昭和から平成まで巡ったツイッターユーザーの男性「CR埼京線」さんは魅力を語る。