「(野崎氏は女性関係について)オープンでした。私が東京から戻ると社長は『男と会っているんだろう』ってすぐ言ってくる。私が『社長も女の子を家に呼んでるじゃん』って言うと『私はいいんだ』って開き直った」「東京に戻ったら、社長から1日に30回ぐらい電話があり、私が電話に出なければ、『離婚する』と怒ることもあった」
野崎氏の不信感は、3月に妻が猛反対して結婚式を突然、中止したことがきっかけで募ったという。
「社長は亡くなる約2週間前に、『家のこと、なんもしない。あの女はあかん』と愚痴っていた」(前出の従業員)
野崎氏が亡くなる直前、知人に「ミスコンで優勝した女性が新しい彼女や」と自慢していたという。
野崎氏は亡くなる3日前、東京の聖路加国際病院に定期健診に来ていたという。果たして自殺か、他殺なのか。結論が出るのは、もう少し先のようだ。(今西憲之/本誌・上田耕司)
週刊朝日 2018年6月29日号