ボディビルダーにはトレーニング中に肩を壊す人が多いのですが、これはバーベルを持ち上げるときに筋肉が働く割合が不均衡になり、関節が外れるような負荷がかかることで起こります。関トレで関節が安定していれば、強い負荷がかかっても正しい関節運動ができるのでケガのリスクが低くなるのです。

 私は関トレをすれば筋トレは必要ないと思っていますが、筋トレをする場合は、関トレで関節を守る筋肉を鍛えてから、筋トレのように大きな力を発揮する筋肉を鍛えるという順番でトレーニングをすると、ケガの予防にもなり効率がよいです。

笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)/理学療法士。運動理論の研究の傍ら、運動・トレーニング、姿勢改善のセミナーを開催。全国より医療従事者が集まるなど、支持を集める。

※『関トレ 関節トレーニングで強い体をつくる』から抜粋

暮らしとモノ班 for promotion
大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?