「お父さんから、『一生懸命頑張ります』みたいなありきたりな言葉遣いをするな、と小さいころからずっと言われてきたそうで、いつも自分の言葉で話しますよね。しかもリトル時代に世界一になっていて、高校では通算本塁打記録を更新した実績もあるから、けして大言壮語じゃない」
マスコミ側から見ると、久々に現れた貴重なアスリートだという。彼は高校入学早々からスポーツ紙の1面を飾っていたが……。
「あれは、実は我々はリトルで世界一になった清宮ジュニアというサラブレッドが高校野球デビューするのを待ち構えていて、そんな大人の期待に見事に応えてくれた感じでした。その高1の夏の大会で早実の先輩の王さんが始球式をすることが決まると『自分たちがいないのは失礼ですから』なんて言って大人を驚かせ、当時から彼はずっと発信力のあるコメントをし続けているんですよ」(同記者)
その清宮、18日の自主トレ中に右手を痛め、1週間は練習制限されるというが、米アリゾナでの1軍キャンプ参加には問題ないとのことで一安心。要注目だ。(黒田朔)
※週刊朝日 2018年2月2日号