12月半ば、沖縄・宮古島で冬巡業が催された。幕内16人のトーナメントが行われ、白鵬は初日1回戦で敗退し、翌日は決勝に進出したが、平幕の千代大龍に負けて優勝を逸した。「巡業は花相撲」と言うが、元気がない。

「白鵬は精神的に疲れているのでは。モンゴルバッシングの動きになっていますからね」(相撲記者)

 協会は20日に臨時理事会を開くが、年内の収束は難しい情勢だ。相撲の神様は、親方の行動をどう見つめているだろうか。(本誌・上田耕司)

週刊朝日 2017年12月29日号

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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