受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100
*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。
*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。
*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。
*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。
*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
この記事の写真をすべて見る
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100
*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。
*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。
*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。
*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。
*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100
*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。
*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。
*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。
*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。
*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)
受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100
*偏差値および進学率は東進ハイスクールの2017年データ。初年度納付金は16年度、学生/教員(教員1人あたりの学生数)、女子比は16年5月現在。主な就職先は16年3月卒業生の実績。初年度納付金以下のデータは、「大学ランキング2018」(朝日新聞出版)による。
*FGはフィナンシャルグループ、Gはグループ、HDはホールディングス。
*就職先の表記については、各大学の回答をもとに作成している。そのため、同じ就職先でも表記が異なる場合がある。
*東京大文科一類の就職先は法学部、理科一類は工学部の実績。
*進学率は小数点以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100にならない。(週刊朝日 2017年12月22日号より)

 年末から年明けにかけて、私大の出願の受け付けがいよいよ始まる。志望校はすでに固めている受験生も多いだろうが、併願先はどうやって決めればいいのか。

【受験生が希望することが多い大学・学部の併願パターン100 続きはこちら】

 私大では複数の学部を一つの試験でカバーできる制度が広がっていて、手あたり次第に志願する人もいる。多くの学部に合格し選択肢が増えることはいいことだが、進学できるのは一つだけ。偏差値だけで志望先を選ぶ受験生も多いが、東進ハイスクールを運営するナガセの市村秀二広報部長は、将来何をしたいかをまず考えるべきだという。

「偏差値の高い低いではなく、志ありきで、それを実現できる大学・学部を選ぶのが重要です。入学しても、自分のやりたいことはこれではないとミスマッチが生じ、結局、退学してしまう人もいます」

 自分が将来進みたい分野や、なりたい職業などは受験生一人ひとり異なる。それに応じて、志望先を考えていけばいい。

 ただ、一つだけに絞ると失敗した場合、浪人するリスクも高まる。東進ハイスクールでは、模擬試験などの結果をもとに、合格する可能性が高い大学・学部を四つ、頑張れば合格しそうなところを三つ、憧れのところを一つぐらい受けることを勧めている。

「合格できそうな大学は必ず受験してほしい。入試前半戦の『受かった』で弾みがつくし、結果的に浪人するにせよ合格の経験は大きい」(市村さん)

 やりたいことはいろいろあるだろうが、参考になるのが主な就職先だ。大学・学部ごとに特色がある。法学部なら公務員、経済学部は銀行、教育学部は教職員、工学部は自動車メーカーといったところだ。

 親にとっては有名企業や公務員への就職実績がある大学・学部は、魅力的に見えるかもしれない。私大では、早くから就職セミナーを開くなど「就活支援」に力を入れている。法政大や立命館大などでは、学部を問わず受けられる公務員試験対策の講座があり、地方公務員などへの就職実績につながっている。

 また、法学部や理系の学部では就職せずに大学院に進む人もたくさんいる。国立大の工学部などでは、7割以上が修士課程に進学するところも珍しくない。

 女性にとっては、OGが就職先を開拓していると活躍のチャンスが高まる。女子比率の高い大学・学部は、航空会社や総合商社といった女性の人気企業への就職実績がある。上智大では、就職支援のキャリアセンターにANAの現役キャビンアテンダントが常勤でいる。人事交流の一環で、今年から1人派遣されており、航空業界を志望する学生らの相談にのっている。

 厳しい指導で学生を伸ばしてくれると評判の大学もある。

 東京理科大の山本誠副学長は「ある程度負荷をかけないと学生は伸びない」という。1年から2年に上がる際などに、指定された単位を取得しないと進級できない“関門”がある。山本さんは、「4年で卒業できるのは以前は50%だった。定員厳格化の関係もあって今は85%」という。学生にとって一時はつらいかもしれないが、勉強で実力がつけば、将来の活躍につながる。

 サークル活動に注目するのもいい。

 早稲田大には公認サークルが約600あり、非公認も含めると1千を超えるといわれる。アカデミックなところから趣味重視まで多様だ。首相が輩出した「雄弁会」や、「放送研究会」など特定業種の就職に強いサークルもある。

 人生の大きな一歩となる大学選び。納得できる選択をしよう。(本誌・吉崎洋夫)

週刊朝日 2017年12月22日号より抜粋

著者プロフィールを見る
吉崎洋夫

吉崎洋夫

1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学院社会科学研究科修士課程修了。シンクタンク系のNPO法人を経て『週刊朝日』編集部に。2021年から『AERA dot.』記者として、政治・政策を中心に経済分野、事件・事故、自然災害など幅広いジャンルを取材している。

吉崎洋夫の記事一覧はこちら