放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、パナソニックの「脱臭ハンガー(MS-DH100)」について。
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テレビ局の楽屋で「持出厳禁」なるシールが付いているモノといえばハンガーである。そう、服をかけるハンガーだ。
通常、楽屋にはロッカーが常設されていて、その中に服をかけるハンガーが1~2本、入っている。
ロッカーがない楽屋の場合は、移動式のラックが置いてあり、それらにかかっているハンガーというのが、お世辞にも高級品とは言えないのだ。大きさや種類がバラバラであることが多く、よく見ると、クリーニング店のプラスチックや針金ハンガーのようなモノばかり。
だから、持って帰ってもいいと思う人が多いのかどうかはわからないが、自前の服の枚数が増えるこれからのシーズンは、とても常備されているハンガーでは足りないのである。
とはいえ、厚みもあって、服の肩幅にも合っている高級ハンガーを持ち歩くのは重たいし嵩張るしで、あまり得策とは言えない。
そんな折、「自分用に一つ買っておくか」と特に男性タレントやスタイリストさんに注目され始めているのが、ナノイーX搭載で衣類の消臭ができるパナソニックの「脱臭ハンガー」だ。
大ヒット商品「衣類スチーマー」に続いて、スタイリストさんに「これはイイ」と絶賛されている理由は、スーツやジャケットに付着した汗を始めとするニオイを分解脱臭してくれるから。