

波乱続出の秋競馬。何を信じていいのか分からなくなった今、三連複を当てまくる女子アナのお告げに、耳を傾けるしかあるまい。
今秋、競馬好きの間で話題が沸騰中だ。「テレ東の可愛い子、すごく当たるよな」と。
毎週土曜の競馬中継「ウイニング競馬」の女性司会者が、番組内の予想で三連複を次々に的中させている。特筆すべきは9月30日。阪神競馬場11レースで400倍もの馬券を取った。一方、中山競馬場11レースでは10.5倍の馬券を手堅く当て、穴党、堅実派双方の競馬好きを唸らせた。
彼女は、柴田阿弥さん(24)。可愛いのも道理で、SKE48の元メンバー。2014年、15年の「総選挙」で15位に入る人気ぶりだったが、昨年8月に卒業。フリーアナウンサーとして活動を開始し、1月から同番組の司会に。
「番組を担当するまで競馬は全然やったことなくて、去年の秋から勉強を始めました。予想で重視するのは実績です。堅実に走る馬を軸にして、穴を入れて三連複に。中継中、私は心の中で軸馬の番号を絶叫(笑)。勝つとガッツポーズが出ます」
12日のエリザベス女王杯の注目馬を聞いてみると、
「ディアドラです。秋華賞は馬体重が12kgも増えていたので来ないと思ったんですが、それでも勝ったんですから、ほんとに強いと思います。もう1頭挙げるならヴィブロス。近走では1度しか連を外していませんし、ドバイターフで1着ですから実績は十分です」
最強牝馬決定戦は、最強女性予想師(!?)に乗ってみる?(取材・文/本誌=菊地武顕)
※週刊朝日 2017年11月17日号