<私を 助けてください>
女優の松居一代(60)が、自身のブログにこう書いたのは、7月4日夜。その後、松居が自ら語る動画が、ユーチューブに投稿された。
船越英一郎(56)との離婚問題を巡る報道などについて、「私の命をかけたメッセージです」と10分以上、自分の主張を訴えた。終始カメラを見据え、これまで親しまれた明るいキャラとは全く違う鬼気迫る雰囲気だった。
動画の衝撃は大きく、またたく間に再生回数は100万回を突破した。8日17時現在では270万回に達している。
第2弾の動画では、船越が「不倫をしている」などと指摘。性機能改善薬を服用していたなどと、船越についてあけすけに語った。
騒動の少し前の6月27日に、松居は自分のブログで「1年5ケ 月も尾行され続けている」「サスペンスより恐ろしく怖い怖い真実」などとつづっていた。動向が心配されていたが、動画で夫を非難する急展開となった。
船越はNHKのお昼の情報番組「ごごナマ」のMCだが、7月5日の放送では騒動には直接触れなかった。「今は早く過ぎてほしいと思うこともありますけどね」と、騒動を連想させるようなことをサラリと口にしたぐらいだった。船越はその後も発言を控えている。不倫は否定していて、離婚に向けて調停をしているという。
2006年には、いい夫婦の日のパートナー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた夫婦。なぜ「泥沼」のバトルに発展してしまったのだろうか。芸能リポーターの石川敏男さんは、こう語る。
「2年前ぐらいにお互い冷静に考えようと別居を始めましたが、なかなか離婚に踏み切れなかった。周りには早く離婚しろと言われていたようですが、自分の仕事もありますし、このままでいいのなら、それでもいいと思っていた。ところが、亡くなった川島なお美さんが昔の女だったと言い出したり、ご先祖の位牌(いはい)を彼のマンションの前に置いたりした。そういう積み重ねがあって、彼もあきらめがついた」