“ユーチューバー松居”とも言える大胆な行動について、夫婦問題研究家の岡野あつこさんは言う。

「とても不安だったんだと思います。このままでは負けてしまうと、ギリギリの抵抗をしたのではないでしょうか。『全面戦争』とブログに出した時点で、どうせ負けるなら捨て身でやろうと思ったのかもしれません」

 石川さんも松居の気持ちを推し量る。

「自分が全部失って、彼だけ生き残るのが嫌だったのでは。船越さんは同じ土俵に立つとつぶれてしまうから、今のように黙っているのがいいのでしょう」

 松居はその後もブログで、<不倫相手は私の友達です。彼女は人妻です。不倫をして2年半です>などと書き込んでいる。あくまでも戦う姿勢を崩していない。

 船越サイドは目立った応戦はしていないが、離婚調停の手続きを進めるとみられる。

 注目されるこのバトル。待たれるのは、公平なレフェリーの登場かもしれない。(本誌・太田サトル)

週刊朝日 2017年7月21日号より加筆

[AERA最新号はこちら]