同園に勤務する、ブラジル、スペイン、日本の血を引くタレント、後藤ティファニーさん(27)は、平日は保育士として働き、週末はMCやモデルの仕事と二足のわらじを履く。誠実な勤務ぶりが評価されて、4月から社員に登用された。一方で、2カ月で解雇宣告を受けた元アイドル保育士も。
「わずか2カ月間ですが、病欠が多く、当日欠勤だけでも11日ありました。保育園は、園児の数に対する保育者の数が定められていますから、スタッフに休まれると大変です」(同)
その元アイドルは、「40度の熱がある」と連絡を入れて休んだ翌日、友人とディズニーランドに出かけ、写真をインスタグラムにアップ。「残念ですが、辞めていただきました」(同)
たとえば東大生アイドルのように、現在はアイドルも“売り”をつくって生き残りを目指す時代である。同園では「保育士アイドル」をキャッチコピーにするために、勤務を希望したケースもあったという。
「それはともかく、幼児教育という目標があるのならば、嗣永さんには、ぜひ頑張ってほしいですね」(同)
春は旅立ちの季節でもある。「ももち」も、次のステップに向けて大きく羽ばたいていくことだろう。
※週刊朝日 2017年4月21日号