【ワクチン接種の考え方】


(1)PCV13→6カ月~4年以内→PPV23
(2)PPV23→5年以上→PPV23
(3)PPV23→1年以上→PCV13→6カ月~4年以内→PPV23
(日本呼吸器学会呼吸器ワクチン検討WG委員会および日本感染症学会ワクチン委員会の合同委員会資料から。編集部で改変)

「いずれにしても、PPV23の1回接種だけだと5年程度で予防効果が弱まるので、複数回接種することが望まれます。接種の仕方については主治医に相談するとよいでしょう」(川上氏)

 ワクチンによる副反応には接種箇所の腫れや熱感、痛み、全身の倦怠感などがある。いずれも軽く、3、4日以内には治まるという。

 命だけでなく、認知機能の低下をもたらし、生活の質を落とすリスクもある肺炎。専門家から聞いた予防と対策、今すぐ始めよう。

週刊朝日  2017年2月3日号

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