「ギャンブルで5億円くらい楽勝で負けました。相撲をやっていたころに別にぜいたくをしていたわけでもないのに、やめたときには借金だけが残っていた」(※イメージ)
「ギャンブルで5億円くらい楽勝で負けました。相撲をやっていたころに別にぜいたくをしていたわけでもないのに、やめたときには借金だけが残っていた」(※イメージ)
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「ギャンブルで5億円くらい楽勝で負けました。相撲をやっていたころに別にぜいたくをしていたわけでもないのに、やめたときには借金だけが残っていた」

 そう語るのは、大相撲元関脇の貴闘力(元大嶽親方)。

 野球賭博に関与した問題で2010年、日本相撲協会を解雇された。2月8日、6年間の沈黙を破って「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に出演。ギャンブルにハマった過去を赤裸々に語った。

 貴闘力が経営する東京・深川のすし屋「すし力」を訪ねた。店内には貴闘力の現役時代の写真が何枚も飾られていた。振り返ってこう語る。

「先輩からギャンブルくらいやらないと相撲が強くならないと言われました。競馬、競輪、花札からカジノまで、世界中のありとあらゆる賭け事をやった。400万円した十両の化粧まわしは競馬でカネをつくった」

 朝稽古の後は夜までギャンブル漬けの日々。

「その分の時間をもうちょっと稽古してればよかったですよ。今でも相撲を見るし、誰よりも相撲を愛している。ギャンブルにうつつを抜かしたから、神様がクビにしたんだなって、外の世界に出て初めてわかった」

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