1年間365日、毎日性交すれば365回である。10年間連日性交すれば3650回である。30年間連日性交、なんてことはかなりの性豪でも不可能だろうが、仮にできても1万950回で、1万2000回に達しない。

 T容疑者の買春は26年間で1万2000人を超えるというから、単純に計算すれば、1年間に460人以上と性交したことになる。

 どう考えても、あり得ませんよ。マニラ滞在の3年間で連日性交しても1095人である。1万2000人を買春するためには、1日で5、6人以上をこなさなくてはできない。おそらく、Tは自慢して数を多く言っている。どっちみち児童性愛依存症である。

 女性たちの写真14万7600枚に番号をふる、という整理能力は教員ならではのスキルで、410冊のアルバムに整理する行為そのものに発情している。昆虫採集に似たコレクター感覚は、変態教員の精神分析をするうえで奇特な文献になるはずだ。

 アルバムがなければ、Tは捕まらなかった次第で、410冊に収録された14万枚余の写真が動かぬ証拠となった。

 T容疑者が、教員時代に横浜市教育文化研究所の冊子に執筆した「フィリピンで学んだ教育の原点」というレポートには「物質的に豊かになったことでなくしてしまったもの」とかなんとか書いてあるらしい。それを児童買春のおまえがいうのかよ。

 セブ島にはフィリピン娘と暮らす日本人シニアがかなりいる。退職金を手にした日本人シニアが、年金で女を囲っているのです。セブ島は日本の大手企業が入っているため暮らしやすく、立派な病院もあり、セキュリティーもよく、いざというときは日本にすぐ帰ってこられる。気候がよくて物価は安い。土地つきの家を建てて、若いフィリピン娘と、楽しい余生を過ごしている。

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