8月3日、秋篠宮家の次女、佳子さまが夏休みを利用しホームステイするため、アメリカへ出発した。皇族は今年、どんな夏を送るのだろうか。
雅子さまと愛子さまの夏休みは学校行事から始まった。明治時代、当時院長だった乃木希典大将が始めたという学習院初等科の伝統行事「遠泳」に、愛子さまが7月26日から4泊5日の日程で参加したのだ。
「静岡県沼津市の学習院施設に泊まり込んで水泳を習い、最終日には、実力に応じ、数百メートルから2キロを泳ぎます。かつては皇太子さまや秋篠宮さまも参加しましたが、宿舎は古く、冷房もない中で、厳しい集団生活を送ります。途中1日、保護者参観日がありますが、親の顔を見て泣きだす子もいるほどです」(学習院初等料の保護者)
雅子さまは28日、日帰りで参観に訪れ、日傘にサングラス姿で2時間にわたり、愛子さまの水泳練習を熱心に見学した。帰路、渋滞に巻き込まれ、赤坂の東宮御所に帰り着いたのは午後10時前だったという。
今後は皇太子家恒例の夏のお楽しみが続きそうだ。
「10日には、おそらく港区の雅子さまの妹宅から東京湾大華火祭をご一家で見学。お盆には須崎御用邸(静岡県下田市)。その後、栃木県の那須御用邸、さらに春スキーに毎年訪れている奥志賀のロッジへご一家で避暑にいらっしゃるようです」(宮内庁記者)
無論、お勉強も。8月上旬、学習院女子大でイングリッシュ・セミナーがあり、愛子さまが参加する。今や皇族に英語は必須だ。
「秋篠宮佳子さまは8月3日から9月4日まで、米マサチューセッツ州でホームステイをします。秋篠宮ご夫妻の知人のハーバード大学教員宅に滞在。コロラド州へも旅行するようです」(同)
一人での海外は初めてだ。
「悠仁さまは、例年どおり、紀子さまと御所を訪れ、天皇陛下や皇后陛下とご一緒に、虫捕りなどを思う存分楽しむでしょう。公務にお忙しい天皇陛下のおそば近くにいることは帝王教育の大切な一環でもありますから。8月下旬には両陛下も長野県でのご静養が予定されており、秋篠宮ご夫妻や悠仁さまが合流されるかもしれません」(宮内庁関係者)
※週刊朝日 2013年8月16・23日号