中学受験の直前期の過ごし方 塾に行かず自宅で「基礎固め」と「過去問」もあり (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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中学受験の直前期の過ごし方 塾に行かず自宅で「基礎固め」と「過去問」もあり

宮本さおりAERA#中学受験#教育
AERA 2021年1月25日号より

AERA 2021年1月25日号より

 いよいよ中学受験シーズンが到来。受験直前には学習やメンタルでどんなことに気を付ければいいのか。AERA 2021年1月25日号は専門家に聞いた。

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コロナ禍の受験は感染リスクだけでなく、学習面での不安もある。前回の緊急事態宣言では塾による対応の違いが見られた。早々にオンラインで双方向性を確保した授業に切り替えた塾があった一方で、動画配信のみだったという塾も。ある受験生の親は“塾格差”を不安がる。

「コロナで影響が出たのはみんな同じですが、うちみたいに動画配信だけだった塾に通う子どもの場合、自習ができない子だと一人で進めていくのは難しかったと思います」

 文教大学講師で中学受験に長年携わる早川明夫さんは言う。

「今年は前半で行う基礎固めの時期と自粛期間がぶつかったため、どの子も基礎が弱い可能性がある。4年生、5年生で習ったことは忘れがちなため、ここの見直しも重要です」

 受験直前期にするべきこととして教えてくれたのは基礎基本の徹底だ。

「入試問題はどの学校も基礎基本が中心です。試験の6~7割が解けたら合格という学校が多いので、基礎基本の問題を取りこぼさないように練習することが大事です。塾によっては難問対策に時間をかけるところもありますが、目標はあくまでも合格すること。基礎基本の問題こそ見直しをしっかりとして、正答率を定着させてください」(早川さん)

 また、集団指導の塾の場合、無理に通塾させる必要はないと話す。

「ここまできたら、本人の弱点や、やるべきことは見えているはずです。集団指導の場合、ばらばらの学校を受験する子たちが同じ授業を受けることになりますが、試験問題は学校により違います。それよりも、自宅で過去問に取り組む方がいいこともあります。通塾に時間がかかる場合は通塾時間も勉強時間にできるため、感染防止を考えても、あえて塾に“行かない”選択をするのもいいと思います」(同)


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