サンマ不漁の原因は「あの国」の漁船だった 日本の船が対抗できない理由とは (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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サンマ不漁の原因は「あの国」の漁船だった 日本の船が対抗できない理由とは

連載「お魚ビッくらポン」

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岡本浩之AERA#AERAオンライン限定
サンマのお寿司もやがて高級品になるかも(写真/筆者提供)

サンマのお寿司もやがて高級品になるかも(写真/筆者提供)



 それでは日本の漁船も同じエリアに獲りにいけばいいのでは?と思いますが、日本のサンマ漁の漁船は20トンから大きくても200トンと比較的小型で、遠くまで漁に出ることは難しいそうです。一方、台湾の漁船は1千トンクラスの大型船で、サンマをどんどん獲っては冷凍にしています。

 従って、台湾で出回っているサンマはほとんどが冷凍物で、わずかに出回っている生のサンマは、日本からの輸入ものだそうです。なんだか複雑ですね。「それなら少し分けてや……」と言いたくなります。

 昭和から平成にかけて、毎週日曜日の夕方に「お魚くわえたドラ猫~♪」と歌われた、日本の食卓に欠かせないサンマ(あの魚は絶対にサンマだったと筆者は信じています)が、こんな状況になっているとは、寂しいですね。

 筆者のところにもいくつかのメディアの方から、「今年もサンマが不漁で高値がついているみたいですが、くら寿司さんではサンマのお寿司の値上げは考えていませんか?」という問い合わせが来ています。

 ご安心ください。当社では、購買部門をはじめ様々な努力によって、今年も1皿(2貫)100円(税別)で提供しています。

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◯岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、18年12月から「くら寿司株式会社」広報担当


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岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2019年11月から、執行役員 広報宣伝IR本部 本部長。

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