ズルできない優秀機能も 13万円のスポーツウォッチの実力検証 (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ズルできない優秀機能も 13万円のスポーツウォッチの実力検証

福光恵AERA
ネットにつながった「スマート何とか」と呼ばれるグッズの場合、ユーザーが増えればアプリなども充実して、さらに使いやすくなるのが世の常。iPhoneがいい例だ(撮影/写真部・小山幸佑)

ネットにつながった「スマート何とか」と呼ばれるグッズの場合、ユーザーが増えればアプリなども充実して、さらに使いやすくなるのが世の常。iPhoneがいい例だ(撮影/写真部・小山幸佑)

スポーツウォッチ&活動量計売り上げランキング(AERA 2019年3月4日号より)

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 この機種は、そんな数あるスポーツの中から「ランニング」のほか、ハイキング、マウンテンバイクなどの「アウトドアレクリエーション」、また「サイクリング」や「スイム」などの機能も用意。GPSだけでなく、合計四つの測位システムを使い、測位の精度を高めたり、クロールや平泳ぎなど、スイム時の泳法を自動で判別したり、とにかくマニアックな機能が満載の機種となっている。

 一方で、スマートウォッチとしての機能も充実だ。ウォッチ本体に音楽を500曲以上保存できるほか、ウォッチをかざしてお店の支払いをしたり、メールをウォッチ側から読んだり、またウォッチ本体に搭載されたカラーのマップをいつでも呼び出すことなんかも可能だ。

 さらに消費カロリーの算出や、睡眠レベルの確認などのスリープトラッキングなど、活動量計に入っていそうな機能も充実。さすがハイエンド機。ランニングがダメなら、次はゴルフ、ゴルフに飽きたら次は登山、そして最後は普通のスマートウォッチとして使うなど、飽きっぽい人も一生面倒を見てくれそうな懐深いウォッチといえる。

 で、かなり前置きが長くなったが、ここからが本題。この機種が搭載するランニング機能を使ってみることにした。

「当社製のランニングウォッチの上位機種と比べても、この機種でできない機能はほとんどありません」

 とガーミン広報部。光学式の「心拍計測機能」はもちろん、長距離走などにどこまで耐えられるかの指標にもなる「最大酸素摂取量」の計測や、トレーニングによって体が受けた負荷量を計測し、回復するまでの日数を確認できる機能など、盛りだくさん。

 かつては運動中の疲労のもととされていたけれど、最近、逆に運動のエネルギー源として利用もできることがわかって注目されている「乳酸」が血液中に溜まり始める運動の強さのポイント「乳酸閾値」の測定もできる。

 またランニング中のフォームを数値化して、左右のステップのバランスの崩れなどを確認できる機能など、これまで専門家に分析してもらわなければわからなかった自分の走りについてのあれこれが、手元のこのウォッチだけでできるようになっている(一部の測定は、ハートレートモニターなどの機器が必要)。


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