「専業主婦」「PTA役員」がキャリアに生きた 五輪関係で活躍する50代女性 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「専業主婦」「PTA役員」がキャリアに生きた 五輪関係で活躍する50代女性

石田かおるAERA#働く女性
日本コカ・コーラ 東京2020年オリンピックホスピタリティ 
薄井シンシアさん(59)/フィリピンの華僑の家に生まれ、国費留学生として来日。会社勤めを経て、30歳で出産して専業主婦に。著書に『専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと』(KADOKAWA) (撮影/写真部・片山菜緒子)

日本コカ・コーラ 東京2020年オリンピックホスピタリティ  薄井シンシアさん(59)/フィリピンの華僑の家に生まれ、国費留学生として来日。会社勤めを経て、30歳で出産して専業主婦に。著書に『専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと』(KADOKAWA) (撮影/写真部・片山菜緒子)

「新しい局面」が訪れてもひるむことはない。「新しいことを習得するスキル」を専業主婦時代から自覚的に確立してきた。20年間5カ国で暮らした異文化体験、ままならない子育てなどを乗り越えてきたことが自信となっている。

「わからないことは徹底的に聞くので、しつこいと言われることもあります」

 ANAインターコンチネンタルホテルで最初に就いた仕事は、宿泊セールス。自分の担当領域だけでなく、ホテルの全てを知りたいと思い、直接には関係のないレストランや宴会場、結婚式場の仕事内容も全部聞いてまわった。掃除、ウェイター、キッチンの人たちともランチなどを共にし話を聞いたりした。そんな好奇心と学びの積み重ねが、客室の注文が入ったときに、宴会場やレストランも組み合わせる、ほかの人にはできない提案に結びついた。客のかゆいところに手が届き、売り上げにも貢献。入社3年で営業開発副総支配人にスピード出世した。

「多くの人は自分の仕事の担当領域だけに閉じてしまっている。型にはまらない柔軟さが大事だと思うんです」

(編集部・石田かおる)

AERA 6月4日号より抜粋


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