赤ちゃんはLとRの発音がわかる「グローバル耳」だった! (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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赤ちゃんはLとRの発音がわかる「グローバル耳」だった!

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「ブーブー(車)」や「ワンワン(犬)」などの育児語、いわゆる赤ちゃん言葉を使うことには賛否両論ありますが、麦谷さんは「言葉の発達の中で理にかなっています」。オノマトペが多く、真ん中に長音(ー)や促音(ッ)がある育児語のリズムは、赤ちゃんが注意を向けやすく、聞き取りやすいというのがその理由です。 (※写真はイメージ)

「ブーブー(車)」や「ワンワン(犬)」などの育児語、いわゆる赤ちゃん言葉を使うことには賛否両論ありますが、麦谷さんは「言葉の発達の中で理にかなっています」。オノマトペが多く、真ん中に長音(ー)や促音(ッ)がある育児語のリズムは、赤ちゃんが注意を向けやすく、聞き取りやすいというのがその理由です。 (※写真はイメージ)

 わずか1年ほどの間に言葉を話し始める赤ちゃん。その能力には驚かされますが、言葉を話す前の赤ちゃんにはどう話しかけるのがいいのでしょうか。最近の研究では、「赤ちゃん言葉」が言葉の発達にいい影響を与えることがわかってきました。子育て実用誌『AERA with Baby スペシャル保存版 早期教育、いつから始めますか?』から、赤ちゃんと言葉の関係を紹介します。
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 赤ちゃんが意味のある言葉を話し始めるのは1歳過ぎですが、それまでの間、どう話しかけるべきか悩むママやパパもいるでしょう。

 そもそも、赤ちゃんはどうやって言葉を獲得していくのでしょう。NTTコミュニケーション科学基礎研究所で赤ちゃんを通して音声言語発達を研究する麦谷綾子さんに聞きました。

●言語発達のポイントはわかりやすい語りかけ

 赤ちゃんは、生後2カ月ぐらいから「あー」「くー」といったやわらかな声を発し始めます。これが「クーイング」。やがていろいろな声を出して遊ぶようになり、6カ月頃には「パ」や「ダ」などの音節も出始めます。声を出すための練習を積んで、くちびるや舌などをうまく使えるようになると、多音節からなる「喃語」も話し始めます。

 クーイングや喃語をほめたり、おうむ返しや笑顔で反応してあげると、赤ちゃんはとても安心。親子の絆も育ちます。

 自分では話ができない間も、赤ちゃんは周囲の声を聞いて言葉を覚えていきますが、だからといって、言葉のシャワーを浴びせるように一方的に語りかけたり、必死に絵本を読み聞かせたりする必要はない、と麦谷さんは言います。

「赤ちゃんには、能動的に学習する一人の時間も大切なのです」

 逆に、何と話しかけたらいいのかわからず、無言になってしまう場合は、歌ってあげるのがおすすめだそうです。

「歌は規則性とメロディーがあり、言葉以上に先が読めるので赤ちゃんにとって安心感があります。下手でも構いません。声を使って遊びましょう」(麦谷さん。以下同)


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