桂歌丸さん「落語には年齢がある」若手へ贈る言葉 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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桂歌丸さん「落語には年齢がある」若手へ贈る言葉

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桂歌丸(かつら・うたまる)/1951年、五代目古今亭今輔に入門、のちに桂米丸門下となる。68年真打昇進。昨年、50年間出演してきた「笑点」を引退。2016年文部科学大臣表彰(撮影/写真部・長谷川唯)

桂歌丸(かつら・うたまる)/1951年、五代目古今亭今輔に入門、のちに桂米丸門下となる。68年真打昇進。昨年、50年間出演してきた「笑点」を引退。2016年文部科学大臣表彰(撮影/写真部・長谷川唯)

 大事なのは、「芸道に関して、人は気にせず、自分のことを考える」こと。人のことはわかっても、自分がわからない奴はずいぶんいますからね。

 他人はどうでもいい。

 自分の芸を考えなくてはいけません。それは私たち芸人ばかりではなく、人間全般に言えることではないでしょうか。

 二ツ目さんたちの一番の強みは、若さという武器があることですよね。彼らの元気さは、そりゃあうらやましいですよ。こちらはもう出そうと思ったって出ないんですから(笑)。ただしその若さで、暴走はしてもらいたくない。

 自分がやっていることは冒険なのか、落語を壊していないか、表現も含めて考えることは必要です。若さという武器を、いい意味で使ってもらいたいですね。

AERA 2017年3月27日号


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