小島慶子「家族と離れる単身赴任で本当につらいことは…」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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小島慶子「家族と離れる単身赴任で本当につらいことは…」

連載「幸複のススメ!」

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小島慶子AERA#小島慶子
小島慶子(こじま・けいこ)◆タレント、エッセイスト。1972年生まれ。家族のいるオーストラリアと日本との往復の日々。最新刊・小説『ホライズン』(文藝春秋から4月20日発売)。夫の仕事に伴い南半球で暮らす4人の女性たちの孤独と共感を描いた長編。

小島慶子(こじま・けいこ)◆タレント、エッセイスト。1972年生まれ。家族のいるオーストラリアと日本との往復の日々。最新刊・小説『ホライズン』(文藝春秋から4月20日発売)。夫の仕事に伴い南半球で暮らす4人の女性たちの孤独と共感を描いた長編。

 タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。

*  *  *
 異動の季節。何人かの知人から地方転勤の知らせがありました。初めての土地に単身赴任をする人も。

 今、私は3週間ごとに日豪を往復しているので、東京では単身赴任状態です。毎度、来て数日間は寂しくて死にそうになります。一体何のために働いているのだろうと一人の部屋で泣いてしまうことも。

 その度に、ああ自分は、かつて父がシンガポールやインドに一人で赴任していた時の孤独を、全然わかっていなかったなあと後悔します。

 一方で、私がいない間の夫のしんどさはつい忘れがちです。配偶者が単身赴任している友人がワンオペ育児で疲弊しているのを見ると、ハッとします。家事と育児と勉強で、彼もてんてこ舞いだろうな。一人で不安だろうなと。


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