【速報】「本屋大賞2021」は、町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』に決定!
本日4月14日、全国の書店員が選ぶ「2021本屋大賞」が発表され、作家・町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)が大賞に輝きました。 本作は、自分の人生を家族に搾取されてきた女性の貴瑚(きこ)と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年が登場するストーリー。孤独ゆえ愛を欲し、裏切ら...
本日4月14日、全国の書店員が選ぶ「2021本屋大賞」が発表され、作家・町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)が大賞に輝きました。 本作は、自分の人生を家族に搾取されてきた女性の貴瑚(きこ)と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年が登場するストーリー。孤独ゆえ愛を欲し、裏切ら...
世の中には男と女、さまざまな生き方がある。特に近年は男女の性差が注目されている。その中で「男性だからこその苦労」を抱えている人も多いのではないだろうか。そんな悲しき性に迫ったのが、今回ご紹介する藤田紘一郎氏の『残念な「オス」という生き物』(フォレスト出版)。生物界の観点から、「オトコの進化と絶滅史...
「お金をたくさん出せばおいしい肉が食べられる」のは、ある意味当然のこと。しかし多くの人が知りたいのは、スーパーで買える普通のお肉を最高においしく食べる方法ではないでしょうか。 その方法を教えてくれるのが、料理研究家であり栄養士でもある長田 絢さんの料理本『スーパーで買える「肉」を最高においしく...
人間の3大欲求といえば「食欲・睡眠欲・性欲」。食欲・睡眠欲はまだしも、性欲について表立って話すことに抵抗を感じる人は少なくないだろう。とはいえ性欲も人(生き物)が生きていく上では非常に重要であり、日本のみならず世界に目を向ければさまざまな習慣や文化が受け継がれている。 そんなデリケートな性にま...
BOOKSTANDがお届けする「本屋大賞2021」ノミネート全10作の紹介。今回取り上げるのは、凪良ゆう著『滅びの前のシャングリラ』です。 ****** 「もうすぐ地球が滅亡する」というのは、昔からよく小説や映画などに用いられてきた設定。映画『アルマゲドン』や『デイ・アフター・トゥモロー』を観た...
3月18日、お笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士による配信ライブ「阿佐ヶ谷ヤング洋品店vol.1」(通称:「アサヤン」)が東京・阿佐ヶ谷のイベントスペース「阿佐ヶ谷ロフトA」で開催されました。 「新しい時代のお笑いをつくる」をテーマに開催された同イベント。1992年から4年間にわたり浅草キッド...
BOOKSTANDがお届けする「本屋大賞2021」ノミネート全10作の紹介。今回取り上げるのは、伊与原新(いよはら・しん)著『八月の銀の雪』です。 ****** 著者の伊予原さんは、神戸大学理学部を卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学の博士課程を修了。富山大学理学部に助教として勤務し...
2018年5月、エベレスト登頂中に若くして命を落とした登山家・栗城史多。「7大陸最高峰 単独無酸素登頂」を目指し、彼がライブカメラを掲げながら危険な登山に挑んだ勇姿を覚えている人も多いのではないだろうか。バイタリティあふれる栗城の行動は見る者を惹きつけた。凍傷で9本の指を失いながらも夢にひたむきな...
BOOKSTANDがお届けする「本屋大賞2021」ノミネート全10作の紹介。今回取り上げるのは、山本文緒(やまもと・ふみお)著『自転しながら公転する』です。 ****** 直木賞作家として、これまで多数の作品を発表してきた山本さんの7年ぶりの新刊が『自転しながら公転する』です。 主人公の与...
旅行や出張など、長距離旅行で利用する飛行機。私たちが安心して空の旅を楽しめるよう、多くの技術者が心血を注いでいることは言うまでもないだろう。また忘れてはならないのが、安全な航行の大前提でもある「気象条件」。地上からは見えなくても上空で何が起きているのか、あるいは起きようとしているのか緻密なデータか...