愛子さまが学習院初等科のころから続けている蚕の飼育や、自ら撮った蚕の写真を宮内庁が公表すると、世間は好意的に受け止めた。

 一方で、秋篠宮家はコロナ禍に苦しむ人のために、と動いた。職員らと総出で医療用のガウン300着を手作り。励ましのメッセージとともに恩賜財団済生会(東京都)へ届けられた。

 済生会は「誇りをもって困難を乗り越えて」という秋篠宮さまのメッセージをホームページに掲載。だが、ガウンの寄付に難癖をつけられるなど秋篠宮家への批判はおさまらない。「眞子内親王と小室圭さんの結婚問題を長く中ぶらりんな状態にしていることが、秋篠宮家全体の評判を落とし、批判の口実を招いているのでしょう」(同)

 眞子さまの「結婚宣言」も封印されたままだ。米国留学中の小室さんの論文が、法律の専門誌に掲載されるなど頑張りは伝わるものの、問題の発端である小室家の金銭トラブルは解決していない。秋篠宮ご夫妻の悩みは当面、消えそうにもない。(本誌・永井貴子)

週刊朝日  2020年7月3日号