体づくりですか? いろいろ流行があって、走るときもあれば、役作りをかねてボクシングをすることも。でも、そこはそんなにストイックにはやっていないです。何より最近は、その“ガチャガチャ感”を楽しめるようになっていて。今回の映画にしても、役者として参加したというよりも、あの大自然の中にただ肉体を預けたという感覚のほうが近いのかもしれないです」

 雄弁なる肉体は、時代も国境も超えて。その場所場所で生まれる感情や、魂のぶつかり合いを、生々しい動きで表現していく。彼の生き方は、瞬間瞬間との“ジャムセッション”そのものだ。

(菊地陽子、構成/長沢明)

■THIS WEEK
12月1日(日)
横浜赤レンガ倉庫で辻本知彦とのパフォーマンスユニット「きゅうかくうしお」最終公演。11月下旬からの全10公演、無事に完走できてほっとする。
12月2日(月)
久しぶりの休日。金魚鉢の水を入れ替え。水が汚れてタニシが全滅し、ショックを受ける。
12月3日(火)
「オルジャスの白い馬」の宣伝。取材をたくさん受ける。
12月4日(水)
NHKドラマ「みをつくし料理帖スペシャル」の宣伝の後、大河ドラマ「いだてん」、最後のナレーション録り。夕方はボクシングの稽古に。
12月5日(木)
次の映画の衣装合わせ。それが終わると「いだてん」ではないナレーションの仕事。
12月6日(金)
映画広告の撮影。
12月7日(土)
出演した映画「“隠れビッチ”やってました。」の舞台挨拶に登壇。

週刊朝日  2020年2月14日号