首相官邸で結婚を発表した小泉進次郎衆院議員と滝川クリステルさん=8月7日 (c)朝日新聞社
首相官邸で結婚を発表した小泉進次郎衆院議員と滝川クリステルさん=8月7日 (c)朝日新聞社
二階俊博・自民党幹事長 (c)朝日新聞社
二階俊博・自民党幹事長 (c)朝日新聞社

 安倍晋三首相は9月10日にも内閣改造に踏み切るとみられる。首相は会見で「新たな人材に突破力を発揮してもらう」と発言したことから、それは小泉進次郎衆議院議員を指すのではという臆測が一気に広まった。

【写真】安倍首相から肩たたきがある?

 作家の大下英治氏も「進次郎は入閣を受けるでしょう」と断言。

「安倍首相としても、新鮮な自民党をつくるのに、進次郎は目玉ですよ。進次郎にとっても近い将来、首相の椅子を狙っているのですから、それまでには大臣を少なくとも2回くらい経験しておきたい。まずは厚労相、復興相のポストで入閣するのではないか」

「本人の希望は復興相」(自民党幹部)ともされる。

 だが、その一方で「今回は進次郎が入閣するタイミングではない」と分析するのは政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。

「進次郎には帝王学を学ばせなきゃいけないとはいうものの、安倍首相から見れば別に、進次郎がいてくれないと政権が持たないわけではない」

 むしろ、進次郎が大臣になると内閣が騒がしくなるデメリットも予想される。

「滝川クリステルと結婚した後も、週刊誌は進次郎の女性問題を書きたてています。閣僚になると国会で答弁の必要もあるし、会見もやらなきゃいけない。安倍首相がそのリスクを負って入閣させる必要があるのか……」(角谷氏)

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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今西憲之

今西憲之

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

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