「紀平はまだ子ども、計画性がない」 メダルを逃した敗因 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「紀平はまだ子ども、計画性がない」 メダルを逃した敗因

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大崎百紀週刊朝日#フィギュアスケート
ジャンプでミスがあった世界選手権SPの紀平の演技 (c)朝日新聞社

ジャンプでミスがあった世界選手権SPの紀平の演技 (c)朝日新聞社

 優勝の期待が高かったフィギュアスケート世界選手権の女子シングルは、日本代表3人はいずれもメダルを逃すという結果だった。対してライバルのロシアは、今季不調といわれてきた五輪メダリスト2人はきっちり仕上げて、表彰台を勝ち取った。敗因はどこにあるのか――。

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「まだまだこどもなんですよ、(紀平)梨花ちゃんは」

 と4位の紀平梨花を指導する濱田美栄コーチは話す。22日のフリーの演技後、記者らに紀平について語った。トリプルアクセルを武器にする紀平は、国内外のメディアから今大会で優勝に最も近いとみられていた。

 紀平と優勝したアリーナ・ザギトワと同じ16歳。紀平のどこが”こども”なのか。

「試合以前の問題です。試合の前の準備や計画が全然できない」

 と濱田コーチ。たとえば、ウオーミングアップ。

「時間もやり方もまちまち。その時によって違う。ぼちぼち自分のペースをちゃんと見つけて、どのくらい、どうやって、というのを見つけないと」

 やり方がまちまちというのは、臨機応変というのとも違うらしい。

「ウオーミングアップは、滑走順によってもかわるもの。例えば、最終滑走だったら靴をいったん脱いでアップをし直します。そういったことを前提にして準備するものですが、(紀平は)計画性が全然なく、いきあたりばったり」

 紀平選手の問題は、試合前の準備(ウオーミングアップや靴の結び方)につきるようだ。よほどバタバタしていたのか。

「そうなんですよ! 予想はしていましたから、スケート靴の硬さを調整するのに、ビニールテープなどあらゆるテープは持ってきていました。厚みも異なる複数の種類のテープを用意して。テープ、5千円分買いました(笑)。最終的には古い靴に、水道につけるような強くて分厚いテープを巻きました。白いテープを探していましたがなかった。だから、少しちょっとシルバーが見えていたと思います。目立たないように巻きましたが」


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