次の元号も同様の公表となるのだろうか (c)朝日新聞社
次の元号も同様の公表となるのだろうか (c)朝日新聞社
新元号予想 (週刊朝日2018年10月12日号より)
新元号予想 (週刊朝日2018年10月12日号より)

 新天皇即位に伴う来年5月1日の改元を控え、新元号の予想がメディアやインターネット上などで繰り広げられている。

【表】平和?和平?新元号予想のアンケート結果はこちら!

 ソニー生命保険(東京都千代田区)は、全国の20~28歳の平成生まれと、52~59歳の昭和生まれの計1千人にアンケートを実施。次の元号は何になるか予想してもらった。

 1位は「平和」で47人と断トツ。以下、「和平」(19人)、「安久」(17人)が続く。「自由」「新生」「希望」など新旧の政党名と重なるものが目立つほか、「羽生」という人名らしき文字も紛れ込んでいる。公表はトップ10までだったが、特別に全ランキングを見せてもらうと、52位に「忖度」が入っていた。使われた文字で多かったのは、「和」(165人)、「安」(118人)、「平」(112人)の順だ。

「地震や台風など自然災害が多発し、世界情勢も自国優先のトランプ・リスクにさらされています。現代の不安を反映して、穏やかな文字が選ばれたのではないかと思います」(広報課)

 ワインや地酒販売の和泉屋(埼玉県朝霞市)では、新元号を当てたら、抽選で1人に平成元年産の大吟醸酒をプレゼントする企画を実施中。9月29日時点で485件の応募が集まっている。同社の栗原周平社長が語る。

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