貴乃花親方の“自爆テロ”の勝算と相撲協会の誤算 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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貴乃花親方の“自爆テロ”の勝算と相撲協会の誤算

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岸本貞司週刊朝日

角界を去る決意を固めた貴乃花親方(c)朝日新聞社

角界を去る決意を固めた貴乃花親方(c)朝日新聞社

またもやかき乱された八角親方(c)朝日新聞社

またもやかき乱された八角親方(c)朝日新聞社


「亡くなった北の湖理事長から何度も『俺の次はアイツだ』と聞かされました。あんなに早くこの世を去ると思っていなかったでしょうし、長期政権を考え、次を託すのは貴乃花だとね。それぐらい評価してたんです。たとえば相撲協会の健康保険がありますが、そこに呼び出しを入れないことを貴乃花は問題視し、裏方から慕われていましたよ」

 北の湖親方が2度目の理事長になる直前の大相撲は野球賭博と八百長問題の影響で約50億円の赤字を抱えていたという。そこから、貴乃花という希代の人気者をアイコンにして人気復活を図ったのが当時の北の湖理事長だった。

「貴乃花は正論を口にするくせに、やることが子供っぽい。だけど、あれだけの大スターですから、その知名度を生かさない手はない。彼を、うまく使いこなせる人間が今の協会幹部にはいないということですよ」(前出記者B)

(岸本貞司)

※週刊朝日2018年10月12日号


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