30代も離婚危機 “夫婦寿命”を延ばすためにやるべきこと (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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30代も離婚危機 “夫婦寿命”を延ばすためにやるべきこと

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藤嶋亨週刊朝日#夫婦

出会い、結婚、出産、子育てなど、夫婦は様々な出来事を経験する。あなたは、未来年表のどのステージにいますか?(写真はイメージ) (c)朝日新聞社

出会い、結婚、出産、子育てなど、夫婦は様々な出来事を経験する。あなたは、未来年表のどのステージにいますか?(写真はイメージ) (c)朝日新聞社

夫婦の未来年表。【表の見方】公表資料をもとに編集部作成。年齢の右横はライフステージの例。表中の丸数字の出典は次の通り。①国立社会保障・人口問題研究所「2015年第15回出生動向基本調査」②内閣府「結婚・家族形成に関する意識調査」(2015年)。「何歳くらいまでに結婚していなかったら、結婚に向けた積極的な対応をとるか」の回答の平均年齢③内閣府「2018年版少子化社会対策白書」④国立社会保障・人口問題研究所「2018人口の動向」⑤総務省「2016年社会生活基本調査」⑥内閣府「2018年版男女共同参画白書」⑦住宅金融支援機構「2017年度フラット35利用者調査」⑧厚生労働省「2016年度人口動態統計特殊報告」⑨総務省「2017年家計調査」⑩総務省「2017年就業構造基本調査」⑪国税庁「2016年分民間給与実態統計調査」⑫厚生労働省「2016年国民生活基礎調査」⑬経団連「ホワイトカラー高齢社員の活躍をめぐる現状・課題と取組み」(2016年)⑭厚生労働省「2012年版働く女性の実情」⑮リクルート・ブライダル総研「夫婦関係調査2017」⑯内閣府「2018年版高齢社会白書」⑰健康日本21(第二次)推進専門委員会資料(2018年)⑱厚生労働省「2017年簡易生命表」⑲厚生労働省「第22回生命表」(2015年)/(週刊朝日2018年9月14日号より)

夫婦の未来年表。【表の見方】公表資料をもとに編集部作成。年齢の右横はライフステージの例。表中の丸数字の出典は次の通り。①国立社会保障・人口問題研究所「2015年第15回出生動向基本調査」②内閣府「結婚・家族形成に関する意識調査」(2015年)。「何歳くらいまでに結婚していなかったら、結婚に向けた積極的な対応をとるか」の回答の平均年齢③内閣府「2018年版少子化社会対策白書」④国立社会保障・人口問題研究所「2018人口の動向」⑤総務省「2016年社会生活基本調査」⑥内閣府「2018年版男女共同参画白書」⑦住宅金融支援機構「2017年度フラット35利用者調査」⑧厚生労働省「2016年度人口動態統計特殊報告」⑨総務省「2017年家計調査」⑩総務省「2017年就業構造基本調査」⑪国税庁「2016年分民間給与実態統計調査」⑫厚生労働省「2016年国民生活基礎調査」⑬経団連「ホワイトカラー高齢社員の活躍をめぐる現状・課題と取組み」(2016年)⑭厚生労働省「2012年版働く女性の実情」⑮リクルート・ブライダル総研「夫婦関係調査2017」⑯内閣府「2018年版高齢社会白書」⑰健康日本21(第二次)推進専門委員会資料(2018年)⑱厚生労働省「2017年簡易生命表」⑲厚生労働省「第22回生命表」(2015年)/(週刊朝日2018年9月14日号より)

 人生100年時代になれば、夫婦の時間も増える。仕事や子育てで手を携え、定年後はゆったりと二人の時間、となれば理想的だが、現実は甘くない。すれ違いは日々起こり、いずれ離婚に至ることも。夫婦に起こる出来事を記した未来年表をもとに、夫婦仲の寿命を延ばす方策を考えたい。

【図表で見る】夫婦の未来年表

*  *  *
「人生100年時代になれば、(定年期の)60歳以降の自由時間は60歳までの労働時間の2倍。この時間をどう過ごすのかが大切です。ワーク(仕事)だけでなく、社外の活動も含めて、多様な価値観を持っていたほうがよいのです」

 そう話すのは、リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所長の古野庸一さん。22~60歳の労働時間が約8万4千時間に対し、60~100歳の自由時間は約17万5千時間と計算。在職中から、仕事一辺倒でなく、趣味など自分の時間も充実させることが大事だと指摘する。近年は、「私生活を大切にする管理職は、そうでない人よりも仕事の成果が高い」といったワークとライフの相乗効果の研究成果も注目されているという。

「若者世代は今の50~60代と働き方の考え方が違い、仕事は生活の一部でしかありません。若者からみると、家族を大事にできない人は部下も大事にできないのでは?と考えます。管理職層も意識を変える必要があります」(古野さん)

 変わる価値観の背景の一つが、家族の変容だ。

 有効求人倍率が低迷した1990年代半ばから2000年代初めの就職氷河期のころ、専業主婦世帯と共働き世帯の数が逆転した。その後も差は開き続け、「夫は仕事、妻は家庭」という役割分担が薄れ、「夫も妻も仕事と家庭」が当たり前になった。

 夫婦の関係変化はそれだけではない。平均寿命が延び、定年後の時間も増え続ける。フルムーン旅行、孫との行楽、妻や夫の介護……。苦楽を二人で乗り越えていい関係を保つ“夫婦寿命”を延ばせば、幸せな老後にもつながる。

 では、どんな点に気をつけるとよいだろうか。年齢とともに変わるライフステージを、「夫婦の未来年表」にまとめた。これをもとに、よりよい関係づくりを考えたい。

「夫婦のパワーバランスはいつも同じではなく、ライフステージによって変わります。段階に応じてバランスよく移行できないと、問題が起こりがちです」

 こう話すのは、夫婦問題カウンセラーの立木(たつき)ミサさん。核家族化、少子化、高齢化など夫婦を巡る環境は変わり続け、仕事と家事のバランスの悩みが増えている。相談内容も多様化したが、世代別に一定の傾向があるという。


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