75歳を過ぎたら肥満の方がボケない? 認知症と肥満との関係 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

75歳を過ぎたら肥満の方がボケない? 認知症と肥満との関係

連載「「健脳」養生法――死ぬまでボケない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
帯津良一週刊朝日#ヘルス#帯津良一
帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「死を生きる」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

認知症と肥満との関係(※写真はイメージ)

認知症と肥満との関係(※写真はイメージ)

 74歳までは肥(ふと)らないようにして、75歳以上になったら肥るようにしろというのは、なかなか難しい注文かもしれませんが、なるほど、というところもあります。

 75歳までの肥満の背景には運動不足があるという見方もあるのです。

 75歳ぐらいまでは、まだまだ元気な人が多いですから、しっかり動いて、BMIを下げるようにした方がいいということではないでしょうか。

 一方、75歳を過ぎたら、しっかり食べることに力を注いだ方がいいということなのです。高齢で元気な人は、よく食べます。肉などをモリモリ食べる人が少なくないのです。

 そういう私は82歳ですが、実は肉が大好きです。蕎麦屋さんで飲んでいて、シメは体にいいとろろそばと思っていて、ついカツ丼を頼んでしまったことが何度もあります。これからはどんどん食べればいいとなると、気が楽です。思わずカツ丼を頼んでも反省する必要がないのですから。

 臨済宗の中興の祖である白隠禅師が描いた禅画にすたすた坊主があります。お腹がぷっくり膨らんでユーモラスな姿なのですが、とてもゆったりして健康的な感じがします。本当は私もこのぐらいお腹が膨らんでもかまわないなと思っているのです。

週刊朝日  2018年8月10日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

帯津良一

帯津良一(おびつ・りょういち)/1936年生まれ。東京大学医学部卒。帯津三敬病院名誉院長。西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱。「貝原益軒 養生訓 最後まで生きる極意」(朝日新聞出版)など多数の著書がある

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい