――大絶賛ですね。

百田「うれしいです。れにちゃんはやさしさのかたまりです。やさしいって言う言葉はこの人のためにあるんじゃないかってくらい……」

高城「それ、本気で言ってる?ビジネスじゃない?」

百田「取材だから言ってるの(笑)。ビジネスだよ」

高城「私はガチで言ったのに……」

百田「まあ、ほんとに、れにちゃんは10年たっても、いい意味でずっと変わらないんですよ」

佐々木「夏菜子ちゃんもれにちゃんも、年上なのにいばらないよね。私とれにちゃんは3つ違う。21歳と24歳(取材時)だからまあ、今はそれほど感じないけど、もっと前だったら中1と高1だったこともあったわけじゃないですか。若ければ若いほど3歳って大きな差だけど、そういうのを全く感じないんですよね」

百田「あ、でもれにちゃんって、最初に会ったときはもっとおとなしくて、大人っぽかった気がする。ベンジャミン・バトン方式で、どんどん若返っていくんです(笑)。そういう人が最年長だからこそ、ももクロがすごくたくさんの人に愛してもらえるんじゃないかな」

(高城さんの顔が百田さんにどんどん近づく)

百田「も~~~。近いんだよね(笑)」

――10年たってこのラブラブな感じはすごいですね。

高城「飽きないね」

百田「飽きないかな(笑)。でも、話すことはわりと尽きないです。10年たっても。プライベートなことも含め、私が『もう誰か助けてほしい』ってときに、れにちゃんに電話する習性があるみたいで。普段は全然電話なんかしないんですけどね。毎日会ってますから、当たり前ですけど(笑)。それでも、本当にたまにれにちゃんに電話したくなるときがあって。そういうときには必ず出てくれるんですよ」

高城「以心伝心だよ」

百田「そう。『どうしたの?』『風の音がするけど、嵐かな?』『寒いけど雪が降るんじゃないかな?』とか、他愛のない話をして切ったりすると、すごく心が晴れるというか」

高城「今日も待ってる」

百田「今日は別に電話したい気分じゃない」

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ももクロが「グループとして戻れなくなるとき」