今なお残る本人のボトルも…黒澤明が愛した“贔屓”の5店 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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今なお残る本人のボトルも…黒澤明が愛した“贔屓”の5店

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工藤早春週刊朝日#グルメ

「元町 梅林」では、黒澤明が好んだメニューが今でも楽しめる(撮影/写真部・小原雄輝)

「元町 梅林」では、黒澤明が好んだメニューが今でも楽しめる(撮影/写真部・小原雄輝)

 映画監督・黒澤明がこの世を去って20年。「天才」「完璧主義者」「天皇」と呼ばれた“世界のクロサワ”は、俳優の演技や映画美術だけでなく「食」の世界にもこだわりを見せた。その舌を納得させた名店を紹介する。 *価格はすべて税込み

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■元町 梅林
映画が完成した際の打ち上げや、忘年会など、大人数で集まる際に必ず使った店。今でも「数の子の醤油漬け」「和牛ステーキ」「たらこコロッケ」など、好物を並べたコース(時期によってメニュー変更あり。要予約。1万4040円)が食べられる。自宅に料理を作りにいくこともあったというご主人の平尾国男さんによると「お酒は必ずホワイトホース。監督が亡くなって20年経ちますが、その時の一本が、まだ残っています」

神奈川県横浜市中区元町1-55/営業時間:13:00~15:00、17:00~19:00、19:30~22:00/定休日:月(祝日の場合は営業)

■おかめ
監督デビュー作「姿三四郎」を激賞したのが、日本が誇る名監督・小津安二郎。その小津が常連だったとして有名なこのてんぷら店に、映画関係者と一緒に訪れていた。敬愛する先輩監督の「お気に入り」の店だからか、「こうしてくれ、ああしてくれといった注文はほとんどなかったと思う」(店主・柴田雅夫さん)。いつもカウンターの席に座って、前店主(現店主の父)がてんぷらを揚げる様子を興味深そうに眺めていたという

東京都中央区築地2-12-2/営18:00~22:30/定休日:日・祝

■とんかつ 椿
東宝の撮影所があった成城学園前の静かな住宅街にある、地元ではよく知られたとんかつ屋。黒澤も自宅が近かったためか、家族やスタッフとよく立ち寄った。カウンターに座って、ご主人と話しながら頼むのは、いつも「ヒレカツ」。粒が大きめの特製パン粉と、特製ソースで食べるとんかつは、食べ応え十分。ご主人に、足しげく通ってきた理由を尋ねると、「おいしかったからでしょう」と自信たっぷりに答えてくれた

東京都世田谷区成城5-15-3/営業時間:火~土11:30~14:00、17:00~20:00(L.O.)、日・祝11:30~20:00(L.O.)/定休日:月(祝日の場合は営業、翌火が休み)


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