松井稼頭央が古巣西武でやるべきこと 東尾修・元監督が力説! (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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松井稼頭央が古巣西武でやるべきこと 東尾修・元監督が力説!

連載「ときどきビーンボール」

週刊朝日#東尾修
東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝

2008年以降優勝から遠ざかっている西武にとって、精神的支えとなるに違いない(c)朝日新聞社

2008年以降優勝から遠ざかっている西武にとって、精神的支えとなるに違いない(c)朝日新聞社

 だからこそ、西武も「選手兼テクニカルコーチ」という肩書を与えた。11月17日の入団会見で、本人は「ここまできたら(現役で)とことんやりたい気持ちがある。もう一度小さな花でもいいから咲かせたい」と話したが、もちろんグラウンドでは選手として集中していく一方で、常に若手に目配りをしてもらいたいよね。もし、彼が現役を退く時が来たら、そのままコーチ、監督という指導者として力を発揮することになるだろうからね。

 何より、優勝するためには何が必要かを知っている強みを出してほしい。西武でも楽天でもリーグ優勝を知っている。西武は08年を最後に優勝がない。勝つためのメンタリティーとして何が不可欠なのかを伝えてもらいたい。

 11月28日に星野仙一さんの野球殿堂入りを祝う会に出席してきた。プロ、アマの球界関係者も勢ぞろいし、それに加えて芸能界からも多くの大物が星野さんを祝った。私もかつて野球殿堂入りした時に盛大なパーティーを開いてもらったが、感謝の気持ちと、野球に携われて本当によかったという思いがこみ上げてきたことは覚えている。星野さんは「野球を愛している」と言ったし、稼頭央も入団会見で「野球が好き」と話した。野球への情熱はどんな年齢になっても関係ないものだなと感じるし、私もどんな形でもいいから、野球界に貢献したいという思いを改めて強くした。

 野球界はオフに突入しているが、12月は大谷翔平のメジャー移籍など、大きな話題がある。一方で清宮幸太郎ら新たなスター候補もプロ野球界に入ってきた。野球がさらに愛されるスポーツになるためにも、今後も明るい話題を提供していけたらと考えている。

週刊朝日 2017年12月15日号


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東尾修

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝。

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