ミッツ・マングローブ「パブロンの季節。母・松嶋菜々子から滲み出る闇」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッツ・マングローブ「パブロンの季節。母・松嶋菜々子から滲み出る闇」

連載「アイドルを性せ!」

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ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

『効いたよね~ッ! 早めのパブロン!』は、消えゆくバブルの叫び?(※写真はイメージ)

『効いたよね~ッ! 早めのパブロン!』は、消えゆくバブルの叫び?(※写真はイメージ)

 そして忘れちゃならないのが『パブロン』です。三田佳子&後藤久美子による母娘シリーズは、まさに風邪薬界の黄金期であり、主婦設定には到底結びつかない肩パッド入りのセーターやワンピースを纏った三田佳子さんが放つ名フレーズ『効いたよね~ッ! 早めのパブロン!』は、消えゆくバブルの叫びでもありました。その後竹下景子さんを経て、2011年からは3代目パブロン母に松嶋菜々子さんが起用されています。が、この松嶋さん、とにかく怖い。母娘のほのぼの設定にもかかわらず、今にも「あのね、ママはホントのママじゃないの」とか、「このお薬飲んだこと、誰にも喋っちゃダメよ」的なことを言い出しかねないサスペンス臭がぷんぷんするのです。松嶋菜々子さんには昔から明白な闇を感じていましたが、教え子とデキてしまう高校教師や、過去のある家政婦なんかより「いちばんヤバいのは、この“パブロン菜々子”なのでは?」と思うぐらいの怖さ。

 家(かなりの豪邸)の中がいつも間接照明のように薄暗く、朝になっても父親の気配が一切なくても気にせず「効いたよね!」と笑い合う母娘の母の目が笑っていないなんて、そんなこと気付いたら最後……。今年の冬も目が離せません。

週刊朝日  2017年11月17日号


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ミッツ・マングローブ/1975年、横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、英国留学を経て2000年にドラァグクイーンとしてデビュー。現在「スポーツ酒場~語り亭~」「5時に夢中!」などのテレビ番組に出演中。音楽ユニット「星屑スキャット」としても活動する

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